2024.11.08
江津市との取り組みが、プラチナ大賞にて「プラチナチャレンジング賞」を受賞しました。
弊社が江津市と共に取り組む地方創生事業が、「プラチナ大賞」(主催:一般社団法人プラチナ構想ネットワーク プラチナ大賞運営委員会)にて、「プラチナチャレンジング賞」を受賞いたしました。
「プラチナ大賞」はイノベーションによる新産業の創出やアイデアあふれる方策などにより社会や地域の課題を解決し、「プラチナ社会」の姿を体現している、または体現しようとしている全国の自治体や企業などの取り組みを賞という形で称えるものです。
一般社団法人プラチナ構想ネットワーク様
https://platinum-network.jp/
江津市との取り組みについて
弊社の理念「つなぐ。人、世の中、そして未来。」のもと、テレビ東京の番組を通じ、島根県江津市と包括連携協定を締結して地域DXを推進。
企業版ふるさと納税(人材派遣型)の活用、地域課題解消に向けたイベントへの支援など、地域に根差した活動を継続しています。
〈活動年表〉
2022年11月 テレビ東京「田村淳のTaMaRiBa」初出演
地域課題解決の取り組みをきっかけに江津市とつながる
2023年1月 ABIチームが江津市へ視察訪問
2023年5月 社内にて地方創生アイディア企画コンペの実施
(江津市役所政策企画課の方もゲストでご参加)
2023年6月 無人駅である波子駅活用プロジェクトの取り組みが新聞に掲載
2023年7月 地域DXの推進、雇用促進を目指して江津市と包括連携協定を締結
2023年9月 地域課題解消につながる地元ツアーイベントに協賛支援
2024年1月 波子駅活用の取り組みが再度新聞に掲載
2024年4月 波子駅に(株)石見麦酒の醸造所が移転・プレオープン
この取り組みは、弊社代表とABIチームで地方創生に向けた企画コンペを行い、様々なビジネスアイディアを提案するところからスタートしました。
江津市が抱える課題の一つは「無人になった波子駅の活性化」。波子駅を人が集う目的地にするため、「波子駅リブランディング事業」を発足し、波子協議会の皆様との活動を始めました。
その後、地元企業からもご参加いただける運びとなった本事業。
民間企業が公共施設を使用するには行政の協力が必要不可欠ですので、行政も巻き込んで波子駅を活用する方法を模索し、関係各所と協議を重ねました。その過程でチームの結束力も高まり、地元企業「(株)石見麦酒」の工場長・山口様の発案で、波子駅に石見麦酒の醸造場(ビール工場)を移設オープンすることに。
「駅ナカにビールの醸造場がある」のは全国初の試みで、メディアにも取り上げられ話題性の高い取り組みとなりました。
今後の展望
2025年頃には付近に羊牧場の移転も決定しており、石見麦酒の麦芽かすを使った発酵飼料で羊を養育するなど、資源を活用しながら地元を盛り上げるコラボレーションも巻き起こっています。
弊社は今後も波子駅を軸に、地域活性化につながるイベントを継続して開催する予定です。
はじまりは小さなきっかけの連続でしたが、「まずはすぐに動いてみる」「周囲の人々に働きかける」「巻き込みながら前に進める」というABIのスタイルが地方創生にマッチした一例となりました。
困ったときに「まずABIに声をかけてみよう!」と思われる存在を目指すべく、これからもABIらしいつながり方を大切にしながら、活動の場を拡げてまいります。